本から知識をつまみ食い

最近は雑記になりつつある

不協和音ってどんな音?

 

どうもペコケンです。

 

紅白で話題になった、欅坂46の曲「不協和音」

 

この不協和音って、実際にどんな音の事を言うのでしょうか。イメージとしては、不快な音・・ってくらいですよね。と言うことで、今回は不協和音について、こちらの本から紹介します。

 

 

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不協和音には二つの種類がある

「不協和音」とは不快な音の組み合わせを指すときに使う単語である。音楽における不協和音には二種類ある。ひとつ目の「感覚的不協和音」は、聴覚系の機能に関係するもの。ふたつ目の「音楽的不協和音」は、人の音楽の趣味に関係するものだ。

 

 

不協和音には聴覚系の機能によって引き起こされる「感覚的不協和音」と、音楽の趣味によって引き起こされる「音楽的不協和音」の二つがあるんだそう。

 

感覚的不協和音は誰でも共通の不協和音、音楽的不協和音は個人の好き嫌いによって変わるようです。

 

感覚的不協和音

感覚的不協和音を理解するには、まず聴覚系と脳が音をとらえる仕組みについて理解しなければなりません。

 

音すなわち空気の振動が、鼓膜に伝わると蝸牛と呼ばれる内耳(耳の奥にある)の一部に振動が伝わります。(一番右側のカタツムリの殻のような構造)

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この蝸牛は渦巻き状になっていて、中には小さな毛が沢山生えています。この毛が振動で震えることで音を感知しているわけです。

 

で、この渦巻きの中のどこの毛を振動させるかは、音の周波数(高い低い)で決まっています。

 

例えば、高い音(高周波)だったら渦巻きの入り口の方の毛を揺らすのに対して、低い音(低周波)であれば渦巻きの奥の方の毛を揺らすと言った感じです。

 

同時に2つの音が聞こえてきたときに揺らす毛の位置が遠ければ(周波数が違う音)、別の音と感じ取ることが出来るのですが、揺らす毛の場所が近い場合(周波数が近い音)は、脳が音の区別ができず、混乱してしまいます。こうなると脳は不快感を覚えるのです。

 

ちょっと難しいですがこれが、感覚的不協和音のメカニズムです。つまり、感覚的不協和音とは同時になる二つの音の周波数が部分的に重なるものを指します。

 

これ実は、視覚系でも似たようなことが言えて

一番上の付箋には二つの単語が重なって書いてあるのですが、すごく読みにくいですよね。逆に、真ん中のふたつは重なっていないのですごく読みやすいです。また、下の段ではほぼ完全に重なっているのですが、読みやすいですよね。

 

こんな感じで、「ほぼ完全に重なっている」と「全く重なっていない」の中間では、人の脳は混乱してしまうのです。

 

 

音階で言えば、ドとド#と言ったところですね。ドとレだと「全く重なっていない」にはいるわけです。

 

 

音楽的不協和音

 

 

 簡単に言ってしまえば、聞き手にとって心地よい範囲を超えたとき、その楽曲は音楽的に不協和となる。

 

 演歌のメロディーの途中でいきなりジャズのメロディーが流れるとかですかね。

 

この辺はその人が今までの人生でどんな音楽に出会ってきたかで変わるのであまり一概には言えません。

 

 

まとめ

・不協和音には2種類ある

・周波数が部分的に重なることによつておこる感覚的不協和音

・その人の音楽の好みによる音楽的不協和音

 

ではでは~